使用リポート 3
DAC-2 DSD
 

    Wyred 4 Sound社のDAC-2 DSD DAコンバーターは、ESS社のES9018を搭載した製品です。日本では輸入商社が無いためオーディオ紙では紹介がないのですが隠れた一品です。リモコンが付属していて、音量、入力切替、位相反転、LRバランス、表示の明るさが調整できます。 入力はAES/EBU,SPDIF,TOSLINKがあり選択できます。出力は、XLRとRCA pin出力があります。フロントパネルには3つのスイッチがあり、音量、入力切替ができます。 スイッチの組み合わせで デジタルフィルター(Slow/Fast)切替,IIR_FILの切替(<50kHz,50kHz,60kHz,70kHz)もできます。 デフォルトではIIR_FILは、<50kHzでしたが、可聴域の位相が回っているようで音の広がりや高域の歪みが聞こえたため、私は、デジタルフィルターはFast,IIR_FILは70kHzにしています。 より自然な音になりました。 出力回路はディスクリートで構成されていて、使用している部品は、電源の電解コンデンサの容量は88000uF、抵抗はDAEL製の音色に影響が少ない部品を採用していて、音質は、大変自然な音です。 私は、ソフトウエアAudiravana plusを購入してUSBケーブル接続しています。Fs=192kHzのWAVファイルやDSD192のファイルも再生できます。 購入は、通販のみであり、Wyred 4 Sound社のホームページから出来、アメリカから1週間くらいで届きました。 電源電圧は105V-130Vの表示ですが、問い合わせをしたところ100V動作はするとのこと。100V以下に電源電圧が下がってもリセット動作するまで動作するようです。